活用できる最近のWEBプロモーショントレンド

スマートフォンの所持が当たり前になりつつある現代では、WEBを利用した便利なサービス・お得なキャンペーンを展開している事例が増えています。2019年10月からの消費税率引き上げで注目されている「PayPay(ペイペイ)」も、その1つです。

スマホ1つで支払い可能「PayPay」

「PayPay」とは、ソフトバンク・ヤフーが共同で設立した「PayPay株式会社」によって運営される、スマホを利用した代金支払いサービスです。アプリをダウンロードし、ログインした後、QRコードか、もしくはバーコード画面を提示することで、最短1分で支払いを済ませることができます。交通系ICカードでも同様の支払いはできますが、そのICカードの機能さえも搭載し、ICカード以上に持ち歩く機会が多いスマートフォンでの支払いのほうが、現代の日本人には合っているかもしれません。

PayPayが最初に広まったのは、2018年12月の「100億円あげちゃうキャンペーン」がきっかけでしょう。これは、PayPayを利用して支払いを行うことで、購入金額の20%が、ポイントとして還元されるというキャンペーンです。PayPayに限らず決済アプリは、利用するために銀行口座やクレジットカード情報を登録するなどの手間が必要なので、単純に宣伝するだけでは、なかなかサービス利用者は増えません。そこで、このように購入金額を還元するキャンペーンを開催することで、企業は利用者を増やそうと試みるのです。実際にこの試みは成功し、PayPayの知名度とユーザーは一気に増加しました。ユーザーにとっても、購入金額の一部が還元されるのは嬉しいですね。

ツイッターの「リツイートキャンペーン」

現代人が利用しているWEBサービスで、忘れてはいけないのがSNSの存在です。その1つであるツイッターでは、企業のアカウントをフォローし、特定の投稿をリツイート(他ユーザーへ拡散)することで、抽選でプレゼントがもらえるキャンペーンが多く行われています。たとえば、高級アイスとして有名な「ハーゲンダッツ」のアイスクリームが最大100個まで当たったり、ファミリーレストラン「ガスト」の会計無料券が当たったりというキャンペーンが、過去にありました。フォロー・リツイートに金銭は発生しません。抽選とはいえ、ユーザーは一切のリスクなく、お得な特典をゲットするチャンスを得られる仕組みになっているのです。

それでは企業側には損失しかないのではないか、と思うかもしれませんが、現代ではSNSの情報拡散力は、テレビにも劣りません。即座に、大量のユーザーに企業を知ってもらうために、SNSの利用はもはや欠かせなくなっています。リツイートキャンペーンでは、特典を目的にユーザーが情報の拡散を行うので、企業の情報もまたたく間に広がっていきます。1人でも多くのユーザーに企業の情報を提供するという面では、とても効果的な方法と言えます。

LINEの「友だち機能」

LINEは、ツイッターほどの情報拡散力はありませんが、長文の送信が可能なため、より詳細に企業・商品情報を提供することができます。

企業がLINEで活用しているのは、「友だち機能」です。システム的にはツイッターのフォローと同様、ユーザーが興味のある企業のアカウントと友達になることで、そのユーザーに向けて情報が発信されるというものです。ある程度企業に興味を持っているユーザーが情報の受け取り手となり、且つツイッターのように、他人の投稿で情報が流れないので、より購入に結び付く可能性が高い販促方法です。

LINEの友だち機能を利用した便利サービスの一例に、マルイスチールセンターのシザー買取が挙げられます。こちらの企業のアカウントを、LINEで友だち追加するだけで、簡単に買取依頼を、ユーザーは従来よりも手軽に買取を依頼できますし、買取申し込み者も増えることでしょう。

申し込めるようになる、というサービスです。

1、買取を頼みたいシザーを写真に撮る
2、マルイスチールセンターのアカウントに送信する

この2ステップで、買取対象品を査定してもらえるので

以上のように、現代ではWEBを利用したサービス・キャンペーンが溢れています。もしかしたら、皆さんが贔屓にしているあの企業も、WEBを利用した意外なサービス・キャンペーンを行っているかもしれません。ぜひ、調べてみてください。