スマホサイトが検索順位のカギを握る

これからの検索エンジンマーケティングを制するためには、いかにスマートフォンサイトをしっかり作っているのかがカギになります。2016年、Googleは、今後はスマートフォンサイトを基準にサイトごとの評価をし、順位を決定。それをデスクトップの検索結果においても反映するという発言をしました。いわゆる「モバイルファーストインデックス」というものです。

実施日などについては2017年になったばかりの現在でもまだ不明ですが、遅かれ早かれ、スマートフォンサイトが主流になります。そもそも、Googleがこの転換を打ち出したという理由が、モバイルサイトからのアクセスの方が多いからということですので、致し方ないのでしょうね。ただ、特にBtoB系のビジネスをやられているところなどは今後もデスクトップがメインではないかという意見もあり、若干乱暴な気はします。しかしながら、時代に対応しないと検索結果順位を下げることにもなりかねません。

現在は、デスクトップのコンテンツを全て引き継げば、とりあえずモバイルサイトとして評価を下げることはないようです(ページのモバイル化は必須)。ただし、今後はモバイルをベースにサイトのコンテンツやデザイン等を設計し直さないといけない場合もあるはずです。そういう場合には、餅は餅屋で制作会社に依頼するのが普通ですが、制作会社の中でもマーケティング施策に富んだ制作会社に依頼することをお薦めします。マーケティング的な観点がない制作会社ではこの手の情報に対応することはできません。

今後、モバイルサイトが検索エンジンマーケティングのカギを握る時代になります。デザインに富んだモバイルサイトもいいのですが、マーケティング観点のしっかりした制作会社を選び、思いがけない流入減を招かないように注意が必要です。