ECサイトの分類とそれぞれの特徴

日本国内でのECサイトの市場規模はかなりのスピードで拡大しています。特にこれから伸びるといわれているのがBtoC市場です。BtoB市場のEC化率(商取引全体のうち電子商取引が占める割合)が26.5%であるのに対し、BtoC市場のEC化率はまだ5%以下。これはまだまだ伸びしろがある証拠でもあります。

大きな成長が期待できるECサイト市場ですが、やみくもに始めたところで成功は見込めません。ECサイトには「自社サイト型ECサイト」と「モール型ECサイト」の2つがあります。まずはそれぞれの特徴を知り、どの形態で出店するのか決めるところから始めましょう。

自社サイト型は独自ドメインやサーバーを用意し、独自でECサイトを構築していくタイプ。1から構築することもあればツールやショッピングカートを使うこともあり、自社に合わせたカスタマイズができるのが大きな特徴です。ただ、知名度が低いと検索結果に上位に表示されることがありません。そのため、ECサイトを運用するときにはターゲットを絞った積極的なプロモーションやSEO(検索エンジン最適化)施策、コンテンツマーケティングなどのさまざまな戦略を行うことが大事になってきます。もし自社で人員をまかなえないのであれば、構築からマーケティングまで一括で任せられるパッケージを導入するといいのではないでしょうか。こちらのecbeingのECサイト構築基本パッケージは、集客だけではなく接客や追客にも対応できるマーケティング機能が充実しています。きっと人気の高いECサイトの仲間入りができるでしょう。

一方のモール型は、Amazonや楽天市場のように多くの企業のECサイトが集まったインターネット上の商店街のこと。既存のプラットフォームを使えるのでECサイトを1から構築する手間がありませんし、ECモール出店時には独自のデザイン設定も可能です。また、ECモールの知名度はかなり高く、商品を買うためにたくさんのユーザーがやってきます。販売中の商品や自店舗がランキングに入ったときのインパクトが大きいので、売上アップも見込めるはずです。

ですが、モール型はECサイト出店時に料金がかかります。ある大手ECモールだと登録費用はもちろん、出店プランに応じた初期費用や毎月のシステム利用料もかかってくるようです。プランによって登録可能な商品数や画像容量が変わってきますが、上のプランになればなるほど料金は高額になります。月の売上目標と照らし合わせ、慎重にプラン選びをしていきましょう。