ECサイト構築時はセキュリティ対策をしっかりと

ecサイト 構築のためにセキュリティ対策が欠かせないのは、買い物をした顧客の個人情報が漏洩すると多額の賠償を負うことになりかねないからです。インターネット上で売買をするには、顧客の住所と氏名、年齢などの基本的な個人情報を入力する必要があります。また、クレジットカード決済に対応しているサイトは、顧客のカード番号が容易に判明し、暗証番号を見破るソフトを使われて不正利用される可能性もあり、責任を問われることもあるでしょう。

セキュリティ対策をするには、サイトを構成するプログラムやOSの脆弱性が指摘されている所を突かれて攻撃を受けないように、対策がされた最新バージョンに更新しておくことも大切です。サイトの動作にも欠かせないサーバや内部のプログラムについても怠ることがないようにしましょう。サイトの管理者が安易にパスワードが漏洩しないように厳重に管理し、適度に変更して外部に分かりにくくするのも大事です。

ウィルスによる攻撃を受けた時に無害化して、パソコン内の安全な所に隔離するセキュリティソフトの導入も大切です。アップデートの情報が通知された時には、速やかに更新すると最新のワクチンプログラムが導入できます。ブラウザなどのインターネット関連のアプリケーションソフトの脆弱性を突かれないように、ファイアーウォールソフトの導入も視野に入れた方がいいでしょう。クラウドタイプのサービスを提供しているメーカーもあるので、インストールして使うのが難しい場合は検討してみることを勧めます。